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複雑な事情で生まれた徳川光圀の生誕を記念した神社
水戸黄門神社は、水戸の象徴とも言える水戸黄門こと徳川光圀生誕の地に建てられた神社です。
徳川光圀1628年(寛永5年)は、家臣である三木仁兵衛之次の屋敷で生まれ、4歳まで三木家の子として養育されました。
これには複雑な事情があり、光圀の回想によれば奥付の老女(侍女)の娘であった光圀の母は、後ろ盾がおらず徳川頼房の子である頼重と光圀をを懐妊すると、頼房により堕胎を命じられたといいます。
光圀が水戸の三木邸で生まれ育ったのは、このような事情があり光圀は望まれて生まれた子ではなかった事がうかがえます。
後年、江戸定府が通例であった水戸藩主としては異例なほど水戸の領土に参り、藩内の整備を行った理由には、彼にとっては水戸こそが故郷であったという意識があったのでしょう。
徳川光圀は常磐神社で祭神として祀られており、そこが徳川光圀の神社ですが、やはり水戸の象徴でもある黄門様ですので、生誕の地もJR水戸駅北口を出て数分のビルの谷間に有る小さい神社として祀られています。
神社とはなっていますが生誕記念の地でしかないため、御朱印などはありませんので、水戸黄門にちなんだ御朱印などは常磐神社でもらってください。
住所 | 〒310-0011 茨城県水戸市三の丸2丁目2-4 |
アクセス | JR水戸駅北口より徒歩で約5分 |