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徳川光圀と徳川斉昭の行なった事業の実物が見られる博物館
義烈館は「義公」と呼ばれる水戸藩二代藩主徳川光圀と「烈公」と呼ばれる水戸藩9代藩主徳川斉昭の事跡を集めた常磐神社にある博物館です。
1958年(昭和33年)に創設された義烈館には、徳川光圀や徳川斉昭の一生や行った事業などを見ることができます。
その中でも徳川斉昭が行った一大軍事演習である追鳥狩で使われた日本一の大きさを誇る陣太鼓や、徳川斉昭が作らせた大砲である太極砲、徳川光圀が作らせた日本の通史である『大日本史』などの実物が展示されています。
その他にも徳川光圀がおこなった蝦夷調査や、徳川斉昭が日常として農民たちを思って一箸の飯を毎日備えていた手製の小さな農人形など、まるで徳川光圀や徳川斉昭の息遣いや心意気を伺える展示物が多数見ることができます。
江戸時代の水戸藩が行なっていた先駆的事業の数々は、維新史においてあまり語られることが少ないですが、義烈館を見ると紛れもなく水戸藩が維新の先駆けであったという事がよくわかる迫力が伺える博物館です。
住所 | 〒310-0033 茨城県水戸市常磐町1丁目3−1 |
アクセス | JR水戸駅より車で約10分 |