大学入試の英語はとてつもなく難解なのです。単語を覚えていさえすれば大丈夫だと考える生徒が多いのですが、どんなに単語を覚えても長文一題に10個こらい分からない単語が出てくるのです。それでも解けるのが英語の実力なのです。そのためには、文章がどのように繋がっているかを読みながら即座に理解できなければなりません。
そんなことは分かっているよと、思う人がいるかもしれません。それなら、最近はやりのレベル別の長文問題集の最上位レベルをやってみてください。ほとんどの人は解けないし、おそらく解答の日本語訳を読んでも、英語の文章がどう繋がっているか理解できないと思います。
私の生徒達は高三の二学期になって、模試の文章が複雑になると成績が伸びてくるのです。それは文の繋がり方を理解しているからなのです。しかし、困ったことに、彼らは「自然に読めるようになった。」というのです。宿題もないし、特別ガリガリ勉強したからでもないからでしょう。
それから、もう一つ大事なことは、多くの知識をもつこたです。全く知識がないことは直訳はできたとしても文章の真意を理解することはできないからです。私は生徒に新聞を読むことをすすめています。また、私自身問題を解説するたびにそれに関わる知識をつけ加えています。
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