今日は、開成の学科の話をします。他の私立中高一貫校とあまり変わりはないかもしれないけれど、私がおもしろいと思ったのは、中学一年生のとき、国文法(現代文)だけを教える先生がいて、それが私の中一のときの担任だった桂先生です。おそらく週に1、2時間の授業で、品詞や、活用形の練習をしていた覚えがあります。売店に活用を書き込む用紙が売られていて、それに書いて活用を覚えたものでした。もちろん現国の先生は別にいて、その先生は読解だけを担当していました。また、中学二年生のときには、古文の読解と文法別の先生が担当していたし、中学三年生のときには、漢文だけを教える先生がいました。その他数学や英語は2人の先生がいて、理科社会は物理、化学、生物、地学、地理、日本史、世界史、政経など各先生が担当していました。このように、科目が細分化されると、定期テストの範囲は当然狭くなり、楽かと思うでしょうが、それだけ内容が深くなるので大変なのです。定期テストは4日間かかり、寝る間も削って勉強したものです。成績は十段階の絶対評価で、4以下が赤点で、進級会議に引っかかることになります。一科目も落とせないのです。前にも言った通り、高校は文系理系の区別が無いので、文系でも一通り物理や数Ⅲをやらなければならないのです。地獄ですね((笑))
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