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茨城にテレビができるかもしれない希望?

茨城放送の体制変更と堀義人氏の方針

2019年11月15日(金曜日)

重要な株主変更と今後の方針について

 

1.重要な株主の変更

株式会社茨城放送の筆頭株主である株式会社朝日新聞社、並びに株式会社日刊スポーツ新聞社、茨城県から株式の譲渡承認請求書が出され、11月12日開催の臨時取締役会で下記の通り、可決承認されました。この結果、筆頭株主は朝日新聞社から有限会社水戸茨城イニシアティブ(堀義人・取締役オーナー)に、議決権比率第2位は茨城県から株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント(山谷拓志・代表取締役)になりましたので、お知らせいたします。

 

2.今後の方針

今後は、グロービス経営大学院などを展開する一方で、水戸の市街地活性化に取り組む堀氏のネットワーク、並びに地元のプロバスケットボールチーム・茨城ロボッツとのシナジー効果を高め、県都・水戸の発展と茨城県の魅力度アップ、そしてリスナーのために、さらなる貢献ができればと考えています。

茨城放送のホームページより引用

 

茨城放送の株主が変更された模様です。

株式を取得したのはグロービス経営大学院やグロービス・キャピタル・パートナーズを率いる堀義人氏。

堀義人氏のブログによれば、このような理念と方針を挙げていらっしゃいます。

 

茨城放送の理念(案)

・ミッション

ラジオを含む動画・テキストメディアを通して、茨城県の内外にスポーツ・音楽・ライフスタイル/学び情報やニュースを提供し、茨城を元気にし、日本全体に茨城の魅力を伝える!

・ビジョン

ラジオの枠を超えて、ネット・動画・イベントなどを組み合わせた新たな地方発メディアカンパニーの魁モデルを創る!

今後の5つの方針

1)ラジオ以外に動画も発信する。テレビ局あるいはそれに準ずるネット動画チャンネルを立ち上げる

2)カバーする領域を首都圏まで拡充することを検討する

3)キーコンテンツは4つで、アライアンスを徹底的に強化する

・スポーツ(茨城ロボッツ、鹿島アントラーズや水戸ホーリーホック)

・音楽

・ライフスタイル

・学び

・ニュース

4)インターネットやSNSでの露出を強化して、radikoなどを通して日本全国に視聴者を増やす

5)茨城ロボッツとスポンサー営業、イベント事業等でのシナジーを最大化

堀義人氏のブログより引用

 これは先日の記事「M-SPOにて水戸ホーリーホック・茨城ロボッツとのコラボでリニューアル!」につながる動きのようで、よりメディア面を強化して水戸と茨城の魅力を発信していく前向きな経営の変更のようです。

 

茨城に念願のテレビ放送局が?

また堀氏はブログの中でこうも書いておられます。

一方、M-PROで常に議論になってきたのが、茨城県のメディアの脆弱性です。47都道府県で唯一県域テレビ局がないばかりか、県域FMもないという現実に対し、「茨城のニュースが県内に伝播しにくい」「茨城の魅力が県外に伝えられないために、魅力度最下位の状態が継続している」等の意見が数多く出されました。また、「災害時に全国報道されない、発信する力が弱い」という問題点も指摘されていました。

堀義人氏のブログより引用

 このように茨城県初のテレビ放送局に対しても前向きで、茨城放送の経営権の取得はそれに向けた動きのようです。

 茨城のローカル放送局は茨城県民の悲願でもあり、放送局がないためにいろいろと不便なこともありました。

 念願のテレビ放送や茨城県や水戸市の活性化のために、ぜひとも応援していきたい動きですね!

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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