心動かされる、つまり「エモい」

水郡線は茨城県水戸市の水戸駅と福島県郡山の安積永盛駅を結ぶJR東日本の鉄道路線です。
その魅力は一言で言って物凄い「エモい路線」という事でしょう。全線単線で無人駅も多数ある水郡線は、どこをとっても「ぶらり途中下車の旅」をしたくなってしまう、ひなびた魅力にあふれます。特に常陸大子付近を走るときは、清流と大子の山地からなる絶景が連なり、「奥久慈清流ライン」という愛称がつけられているほどです。

感情を動かす「温泉」「紅葉」「車窓からの景色」

常磐線や常磐道などができた現在では利用者が減っていますが、それだけに隠れた穴場としての魅力満載であり、また水郡線の周辺は茨城の温泉地が多いことで県民たちの間で有名です。
特に紅葉の季節や温泉の季節など、自動車を降りて水郡線の味わい深い景色の中で旅をしてみるのは、車では味わえない感動であると言えるでしょう。
今後便利になればなるほど、かえって穴場としての魅力が再評価されていく事になること間違いなしの水戸が誇る絶景の路線です。