水戸の観光・名所・名物を巡ってみよう
梅の季節だけ営業するロマンチックな花の駅
JR偕楽園駅は、毎年水戸の梅まつりの時期だけ営業し、しかも偕楽園目の前の下り線にしかホームがないという、まさに観梅のためだけに作られた花の駅です。
1925年(大正14年)のときに観梅のために「公園下仮降車場」として開業した偕楽園駅は、開設時期以外は出札小屋も撤去されているため、何もないホームに階段およびスロープが一つだけ設置されているのみの簡素な駅です。
ですが営業期間中は、ホームに降りた途端梅の花の香りただよい、偕楽園の絶景を間上に控える絶景が迎えてくれる駅であり、営業期間の短さもあって、非常にレアな駅として鉄道マニアたちからも親しまれています。
今は自動車やバスなど偕楽園に行く道は無数にありますが、梅の時期だけに営業する駅というレアな体験と駅から望む絶景そのものが観光資源と言えるでしょう。
水戸を訪れたら一度は降りてみたいレア駅です。
この駅が使われるときは、梅の香り漂う偕楽園の梅真っ盛りのど真ん中ですので駅そのものがすでに名物というレア駅なのです。
梅の花だけでなく、最近水戸の六名木という木を植えて他の季節も楽しめるようにするそうです。
小さな駅は季節のみ営業するという実は贅沢な駅だったりします。
住所 | 〒310-0033 茨城県水戸市常磐町字神崎下6090 |
アクセス | JR偕楽園駅下車 |