なんと、今どき250円！ 大盛りでも300円。チャーシュー麺が380円、大盛りでも430円という値段に驚く、水戸でも屈指の歴史と伝統を持つラーメン屋です。

味は昔ながらのシンプルなラーメンで、チャーシューはバラ肉で味わい深いです。

「そうそう、俺が食いたかったのはこういうラーメンだよなー」と、今のラーメンブームとは対極に位置する、昭和の醤油ラーメンをここでは味わうことができます。

創業60年の史跡とさえ言えるラーメン

店構えも1960年（昭和35年）創業という60年の歴史そのまま。

老夫婦で経営しているこの店はいつも満員で、てんてこまいしているので、あまり急いでいる人向けではありません。

しかし約60年もの間、水戸で「ラーメンと言えばすずき」と言われ続けたこの店こそ、実は様々な名物料理以上に水戸の味と味わうことができるでしょう。
質実剛健で格安なここのラーメンはまさに水戸っぽの気質そのものと言えるかもしれません。
また正面入口の裏に入った通路の奥に「裏口」があり、座敷の席があります。

昭和の民家そのものの座敷席は一度は体験してみたいノスタルジックな部屋です。