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二十三夜尊桂岸寺

民間のさまざまな信仰を今も集め続ける「谷中の二十三夜尊」

桂岸寺は正式には大悲山保和院桂岸寺と言いますが、地元の人間には「谷中の二十三夜尊」という名前で知られています。
1682年(天和2年)檀海和尚が開山し、当初は香華院(こうげいん)と称しましたが、1694年(元禄7年)、徳川光圀公の命令により保和院と改称しています。
御本尊は勢至菩薩で、行基の作と伝えられ、佐竹氏の第8代当主佐竹貞義の護持仏です。二十三夜尊の由来は、江戸時代に流行した二十三夜に勢至菩薩を念ずれば万劫の罪が滅するという民間信仰からきており、桂岸寺の御本尊が勢至菩薩であることから俗に「谷中の二十三夜尊」と呼ばれるようになった模様です。その名の通り毎月旧暦23日に縁日が行われ、縁結び・金運・合格に恵まれるとして遠く県外からも参拝者が訪れます。

いまもあたらしく「ぴんころ地蔵」信仰を受け入れている寺院

さらに、近年では「ぴんぴんと元気に天寿を全うし、ころりと大往生をとげる」ことにご利益があると言われる新しい延命地蔵尊(愛称ぴんころ地蔵尊)が建立され、毎月23日は「ぴんころ地蔵尊ご縁日」が行われ、今も「谷中の二十三夜尊」は民間信仰の集まる場所となっているのです。

新しい勢至菩薩像が建立されるなど、今も現役で信仰を集めている賑やかな寺院です

現在は通称「ぴんころ地蔵」こと延命地蔵様が人気です

住所 〒310-0052 茨城県水戸市松本町13-19
アクセス JR水戸駅南口より車で約10分

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