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水戸一高校内にある水戸城に残る唯一の建築物
水戸市ホームページより転載
薬医門は第二次世界大戦の戦災によってほぼ焼失してしまった旧水戸城に残る唯一の建築物です。
実は位置や所有者が二転三転しており、水戸城本丸の門とは明確に断定できません。
ですが、そのおかげで空襲により水戸城が焼失しまったときも、八幡町の祇園寺に移築されていたため焼失を免れたという、奇跡的に唯一残された水戸城の建築物となったのです。
現在は水戸城の本丸があった水戸一高内に移築され、水戸一高の許可は必要ですが水戸城をしのぶことができます。
「薬医門」とは、一説には矢の攻撃を食い止める「矢食い(やぐい)」からきたと言われている門の建築様式の呼び名で、門の基本枠組みをなす冠木と鏡柱の枠に控柱と横木を添えて強度を強めた門の様式です。
ゆったりとした巨大な城門はまさに御三家水戸藩にふさわしい雄大な門であり、建築年代は、その様式から安土桃山時代末期と言われています。
住所 | 〒310-0011 茨城県水戸市三の丸3丁目10−1 |
アクセス | JR水戸駅より徒歩で約12分 |