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浴徳泉の碑

徳川光圀の事業を徳川斉脩と徳川斉昭と藤田幽谷が讃えた碑

石に刻まれた笠原水道の歴史、建碑の経緯、浴徳泉の由来

笠原水道の水源地近くにある浴徳泉の碑は、笠原水道の記念碑として1826年(文政9年)に建立されたものです。「浴徳泉」と当時の藩主であった水戸藩8代藩主徳川斉脩が詩句の中にある「今猶浴先君徳」という言葉から名付けられたもので、これを隷書にして碑の題字にしたのが後の9代藩主である斉脩の弟である斉昭でした。
この碑には笠原水道の笠原水道の歴史、建碑の経緯、浴徳泉の由来が記されており、これを「浴徳泉記」と呼びます。これは当時の水戸藩の学者であり彰考館の総裁であった藤田幽谷です。
徳川光圀が作った笠原水道を称える碑を、タイトルを8代藩主徳川斉脩が詩句にし、9代藩主斉昭が題字にし、水戸藩きっての大学者であった藤田幽谷が考案したこの碑は、笠原水道の歴史を伝えると共に、その碑自体が水戸藩の歴史を物語る重要な史跡となっているのです。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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