水戸の観光・名所・名物を巡ってみよう
祇園寺の鐘の音ともに水戸市民は育ってきた
1692年(元禄5年)に水戸光圀によって開基した曹洞宗の寺院です。境内には心越の墓塔、1694年(元禄7年)建立の穢跡(えせき)金剛尊天堂などが残されており、春には桜の名所、秋には紅葉の名所ともなる、華やかなお寺です。
閑静な禅寺で申し込めば座禅の体験などもできます。水戸の上町に住む人は祇園寺の鐘を聞きながら育ったといってもいいほど水戸では親しまれた寺院です。
水戸藩重臣で幕末期に諸生派として活躍した市川氏、朝比奈氏らの墓所があるため諸生派のお寺としても知られています。また、近代の有名人として洋画家の中村彝、詩人の山村暮鳥の墓があります。
水戸八幡宮とほぼ隣接するかのように建てられたお寺なので、水戸八幡宮と祇園寺と二十三夜尊を一緒にお参りするのが水戸市民の参詣ルートです
金剛尊天堂は江戸時代の寺院の跡を残す唯一の建造物です。
美しい緑に囲まれた境内は桜の季節には花満開となります。
住所 | 〒310-0065 茨城県水戸市八幡町11−69 |
アクセス | JR水戸駅北口より車で約7分 |