水戸の観光・名所・名物を巡ってみよう
しだれ桜の名所としても有名な「歎異抄」の唯円ゆかりの寺
河和田にある報仏時は親鸞の晩年になってからの弟子で直弟子の一人唯円が1218年(建保6年)に開基した寺院です。
水戸地方真宗教団発祥となった由緒ある寺院であり、水戸の浄土真宗の聖地のひとつです。
ご本尊である阿弥陀仏は1481年(文明13年)に造立されたと墨書銘があり、廃仏毀釈などで多くの仏像が失われた水戸においては貴重な古仏となっています。
江戸氏が佐竹氏によって滅ぼされると、この寺院も衰微しますが、浄土真宗の復興を進めていた徳川光圀が再興し、現在の位置に遷されました。
かつて水戸を支配していた江戸氏の本拠地であった河和田城跡の土塁などが残る貴重な城跡でもあり、浄土真宗の古刹であるとともに、かつて水戸の領主であった河和田の江戸氏の繁栄を忍ばせる城跡にもなっています。
現在はしだれ桜の名所として有名で、桜の季節には真っ白い大きなしだれ桜が花見も楽しめるスポットとなっています。
親鸞の直弟子であった唯円が開基した寺院なので親鸞聖人の像もあります。
桜の季節には寺院としだれ桜のコラボレーションが楽しめます
住所 | 〒311-4153 茨城県水戸市河和田町887 |
アクセス | JR水戸駅北口より車で約16分 |