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大慧山妙雲寺

何故か井伊直弼のお墓があるなど幕末史の変転を伺わせる寺院

妙雲寺の創建は1596(慶長元年)法雲院日道聖人によって開基された日蓮宗の寺院です。
妙雲寺には桜田門外の変で討ち取られてしまった江戸幕府大老井伊直弼のお墓があります。

現在はお墓とされず「大老井伊掃部頭直弼台霊塔」とされていますが、桜田烈士の一人、広木松之介が桜田門外の変で井伊大老の首をとり、水戸に持ち帰ったという伝説があり、その首を祀った墓というわけです。

もちろん井伊直弼の首は桜田門外の変の後、井伊直弼の首を討ち取った薩摩藩の有村次左衛門が、若年寄遠藤但馬守の屋敷門前で力尽きたため、遠藤但馬守の屋敷に預けられます。

その後、紆余曲折あって彦根藩に引き取られ、体と継げられ井伊家の菩提寺である東京の世田谷の豪徳寺に葬られています。

一説には栃木県佐野にあるやはり井伊家の菩提寺である天応寺、滋賀県彦根市にある天寧寺に埋葬されているという説もありますが、とりあえず水戸にはない事は確かです。

井伊直弼の墓だけでなく武田耕雲斎の墓も

また天狗党の総大将である武田耕雲斎の墓や桜田烈士の一人であった先程の広木松之介などもあり、何かと幕末水戸藩と縁の深い寺院です。
ただ、皮肉なことに徳川斉昭が大砲鋳造のため、梵鐘の供出を命じた折、これに応じなかったせいで一度廃寺にされているという経緯もあった寺院で、境内は家老の武田耕雲斎に与えられます。後に敷地の一角に妙雲寺が再興しますが寺域は大幅に縮小されています。幕末にいろいろと大変だったお寺ですので、水戸藩の幕末史に興味ある方は是非とも訪問しておきたい寺院ですね。

住所〒310-0912 茨城県水戸市見川2-103-1
アクセスJR水戸駅より車で約12分

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